予定より3週遅れ(ごく一部分のみ2カ月遅れかも)の浜松
ヤマハ発動機の本社にある博物館と
楽器のヤマハの本社にある博物館をはしごしてきました。
(発動機は、浜松じゃなくて磐田ですが。)
発動機の方は何となく ふーん でわかる話が多かったですが
楽器の方は、種類ごとにその方面で
ガチな方でないと理解できないようなものばかり
なので、絞り込めずわけわからず載せるしかなくて無駄に写真の枚数が増えました。
V8の水素エンジン
バイクのアルミフレームって、今時は鋳造なんですね。
これ見て、小型モビリティは、車屋がやるよりバイク屋の方が得意そうな気がしました。
垢ぬけたセニアカー的なもの
一見、子供用三輪車のタイヤに見えて、しっかり前後にディスクブレーキ装備 立ち乗り三輪車
木工技術を生かした、戦時中の戦闘機のプロペラ 後で楽器編でも出てきます。
製品第一号のバイク これも結構展示台数が多くて、なんでそんなにタマがあるの?と
黎明期のスノーモービルと、2000GTの3Mエンジン。
セリカ、27の2T-G
クラウン等に載っていた2Lターボエンジン...バイク屋でターボってピンときませんが...
製品第一号バイクのエンジンのカットモデル ほらタマ数豊富で部品取りどころかカットまで出来ちゃう?
前輪2輪にするだけじゃ飽き足らず、ストロークまで増やしてしまった これ展示場所からすると市販モデルだと思うんですが...
フルカウルのレーサー
カウルはFRP製だったはずですが、バスタブやプール作ってた技術で、コケて割れても補修はお手の物?
斬新な展示方法
でもこれが新たな気付きのもとに ラジエターがとってつけたように増設されてます。
他には、チャンバーがクロスして出ていたりとか(長さ稼ぎらしいです)
衣装に、時代を感じる一枚
蔵書もあって
タイトル見て「そうかぁ?」と思ってめくってみると
からくり山車文化を引き合いにして、元々モノ造りの盛んな所だったからと繋げて、ある時期からバイク製造会社が乱立した、というような記述が。ふーん。。。...ミシンやFAX、現在はプリンター作ってるブラザーも作って売ってたみたいですから...
そんなことよりも、忘れちゃいけない
電動アシスト自転車の先鞭をつけた「パス」
こっちも忘れてもらっちゃ困る、と展示してあった
すいかヘルメットの電動バイク ヤバイヤバイ
他にもいろいろありましたが
写真は端折って
浜松市側に移動して、天竜川のほとりにある某店で昼食。
旨くて、有名店の半値でした。いいトコ見つけました。
河川敷
なんだか、静かで平和ですね。広いし。
浜松駅前
モリゾーチックなつくりの、モリゾーではないアレ
駅前からの道を真っ直ぐ行くと、
そびえたつビルの上に、紫の看板...
敷地内の横断歩道が、鍵盤になってました。
バイク屋の展示より、楽器屋の展示の方が明るくて見やすそう...
でも、
入ってすぐ、けっこう触れるものが多いのに気づいたんですが、
あたりまえなんですが、触り方を知らないとまともに音が出せない...
ヘッドホン繋げて鳴らすようなもんなら、こっそりできるんでまだしも、
操作知らなくても何か音が出せるものっていうと、
イッセンマンエン以上するヤツを筆頭に、多数展示されたグランドピアノとか
手慣れてそうなオッサンがポロポロ爪弾いてる、山のように置かれたアコギとかなんですが
そんなの、腕に覚えがあるような人でないと
あるいは、今まさに練習中とか習ってるとかのばりばり現役の人でないと
気軽には手が出しにくいんですよ...
叩いて、音の違いを感じてみよう的なもんならやってみれますけど
違いがわかんなくて首ひねってるようだと、傍から見ていてちょっとアレじゃないですか。
バラして並べて、って、これ例えばエンジンバラしてバルブとピストンとピストンリングと...ってのと同じで、そも、管楽器がどんな構造なのか知ってないと「・・・」で終わってしまう。(逆の立場・・・)
・・・って書いていたら
出てきました。戦闘機のプロペラ。と、バイクの製品初号機。山ほどあるんですね。。。
木工製品と言えば
このマリンバも木工製品ですが
使うバチが、高音域と低音域で使い分けないと駄目、なんてこと、初めて知りました。
(今回ここで知った感動というか、使える知識その1 全部で2つか3つくらいしかありませんが)
ヤマハが低額の電子楽器に手を出した第一号だったかもしれない、見慣れたポータサウンド
はじめて10万円を切ったCDプレーヤー
憧れて、あこがれのまま終わった、NS1000MとNS10M...
PA卓関係の展示が、一部屋使って山のようにあったんですが
プロの道具すぎて、なにがなにやらサッパリわかりません・・・
見る人が見たら、涙モノなんでしょうけどね・・・
ボカロとかもこの部屋の中にありましたけど・・・
こんなもののセンサーも作っているらしく、音ガラミですから何か良さそうですよね。
で、これが圧巻で、実際に人が演奏した音をそのまま同じ楽器で再演させられる、ピアノ、コントラバス、ドラム
ピアノは、ずっと前から自動演奏ピアノがあるので、まだ仕掛けも想像できるんですが
ドラムもまぁ、叩くんですからね ・・・ でもこれで人と同じように叩けるのか ・・ リムをカンカン叩く音とかも出るのか ・・・ どうやって拾って記録するのか。。。とか
一番わかんなかったのがベース。何か黒いちっちゃい物体が付いてはいるんですが、弦をはじいているようにはどうしても見えないし、近くで弦を見ても、震えているようには見えない ・・・
でも、これのお陰で、在りし日のChick Coreaが弾いた、Spainの生音と鍵盤の動きを、まんま間近で体験出来ました。これが二つ目の感動。
この辺は、ポプコンの
一発屋たち...
(いやいや、この中では高原兄と円広志だけだってば...)
今は売っていない、スキー板も、立て掛けて展示してありました。
目が慣れてきた頃、楽譜とヘッドフォンが用意された電子ピアノがたくさんあったのに気づき、
ガチ勢がいなくなった頃をねらって、どれかで何か弾いてみようと思ったんですが、
初見で読譜ができるかどうか以前に、そもそも眼鏡がないと楽譜が読めない体になっていたことを実感し、相当なショックを受け ...
楽しそうに弾き続けるガチな人たちを羨ましく眺めて、背中を丸めながら帰りました。
晩飯は、この近所の餃子屋です。(また餃子)
昼の定食の時、10個か15個か迷って10個にして後悔したので、今回は餃子単品にする代わりに思い切って20個頼んだら揚げ焼きっぽいのが出てきちゃって勝手が違い軽くフードファイト状態に。
知ってるものは「知ってる知ってる」で、それはそれで楽しいですけど、
乗り物にしても楽器にしても、本来一番楽しいのは使ってる時。
目の前に、使える状態でモノがあっても、うまく使えないのって、こんなモヤモヤするもんか、ってのが、今回の感想です。
使えるように、ちょっとやってみようかなぁ ・・・ 何をどうやるかなぁ ・・・