一目千本!
吉野まで桜を見に行ってきました。
押すなへすなの芋洗い状態を予想していったんですが
吉野の山に入る前に、単線+最大4両の近鉄電車に乗れる数と、車・バスの駐車場数でふるいに掛けられるためか
来てしまえばそれほどひどい混み様ではないです。
朝8時台に現地に着いたら、ケーブルカーもバスもまだ動いておらず
仕方なく中千本あたりまで歩いて登り
12時ごろ麓の駅まで戻るとすごい人でしたが、それでも絶望的な混み様ではない
葛切りなんかものんびりと頂けて
花自体は落花盛んといったところで風が吹くと桜吹雪の猛吹雪でした。
満開の一番きれいな吉野の山を見るつもりで、満員覚悟で来たのですが、もうちょっと、花が残ってたほうがキレイそうで、ほんの一日二日、遅かったかも。
一気に温かくなって一気に咲いたので、散るのも一気
種類も標高も関係なくホントに一気に咲きましたからね今年は。
下千本、中千本、上千本、1週間ずつズレるから見頃の時期が長い、だとか、何を読んでもそんな事しか書いてないのに
今年はほぼ同時。
街中の桜も、名古屋だろうが奈良だろうが
道中の酷道脇のだろうが。
まぁでも、一生に一度は見とくべきだ、とかそんなことも言われもする吉野の桜
これだけ広い範囲に、それなりの密度で咲き誇っているので、確かにキレイです。
それなりの広さに、圧倒的高密度ということだと、伊那の高遠城址がキレイでしたが
早起きして来てみた甲斐が充分ありました。
車は橿原神宮近くの一日500円のコインパークに飛び込みで駐車
...でも、暗いうちに山の上の方まで車で行ってしまい、交通規制が掛かる前に余裕持って下山するのもいいかもしれません。次回来るならそうしてみようかな。
あ、
今回のグランプリは
葛餅。
歯応え、風味が抜群。
朝が早くて腹が減り、何かないかと思った時にたまたま目に入って買っただけの
小ぶりのカップ1杯に、大きめに刻んだ葛餅を放り込んで
黒蜜ときな粉をおっちゃんの目分量で掛けただけのもの。
口に入れてびっくり。
あんまりうまくて、御土産にするの止めました。
この味の記憶を持って帰るの優先。
土産用のを持って帰ったって、同じ味がするとは思えないので。