2017年04月23日
覚え書き
前回交換から3か月弱。
距離にして2,000キロ強。
(因みに総走行距離3万キロ超え)
冬場のチョイ乗りが多かった筈、ということで、距離は少ないですが期間が経ったということで交換しました。
今回、
ちょっと、お試しと言うかギャンブルというか
聞いたことないブランドを試してみることに。
SK lubricants の、「ZIC X9 LS 5W-30」というもの。
・・・写ってませんが、韓国メーカー品。
5W-30で、API:SNに加えて、ACEA:C3をクリアしているらしく、
さらに、VW、BMWなどヨーロッパ各メーカーの認証も受けているようなので、まぁ信用して大丈夫だろうと。
(偽装だとか、そういう事が無いのであれば。)
さらに、4L入って、いつも使っているMobil1の5W-30の3L缶と同じ値段で、お安い。
一応、
思い付きで選んだのではなく、ちょっと調べました。
いつもの普通のMobil1の5W-30。
普段使いには調子よく、何の不満もなく軽快。
街乗りチョイ乗りにはベストチョイスなんじゃないかと勝手に思ってるんですが、
高速を連続で走るとか、夏場だとか、
暑~くなるときに、なんとなく力が出なくなって来た、とか、アイドリング時のカチャカチャ言う音が増えたんじゃないかとか、感じたことが時々有り、
街乗りでも固く感じず、負荷が掛かってもヘタらないオイルはないかと探したところ、
ふと思いついたのが、VWの認証オイル。
VWは、それまで2LのNAエンジンを載せていたゴルフに、1.4L(その後1.2L)の過給器付エンジンを載せた、いわゆる「ダウンサイジングターボ」の先頭を行ったメーカー。
VWが、わざわざVWでOK出したオイルを使わせてるってのは、ちっちゃい排気量で力を出すために、色々と苦労した結果であるはず。
排気量がちっちゃい=柔らかくて抵抗の少ないオイルがいい筈で、
さらに、アウトバーンを爆走するときにターボが相当頑張って熱く熱くなっても大丈夫なように、
色々オイルを工夫したに違いない・・・。
そこはきっと、日本の軽自動車にも通ずるところがあるはず。
(排気量も最高速度も、ドイツのざっと半分程度ですけど。)
調べてみると、エンジンオイルの色々な指標の中で、
「HTHS粘度」ってのが有るんですね。
普通ならエンジンオイルとしての品質が終わる程の超高温になった後のオイル粘度に関するもので、
酷使された後のオイルの性能判断に使える指標・・らしく、
落ち込みが少ないオイルほどここの数値が高い。
・・・添加剤が熱で全部やられた後にも残る性能ということで、ベースオイルの性能が問われる・・とも?
VWとかBMWの認証オイルは大抵、
HTHS粘度が3.5(mPa・s@150℃)以上無いと取れない
「ACEA」のA3とかC3とかの規格も取っている。
API SNを取るにも、HTHS粘度の規定は有って、、
5W-30の場合では2.9(mPa・s@150℃)以上無いとダメらしいけれども、
(ちなみに、いつも使っているMobil1の5w-30は3.1(mPa・s@150℃)でした)
それより高い値を求めている・・・・。
多分、ここが肝なのに違いない・・・・・。
で、API SNの5W-30を取ってる奴で、ACEAのA3とかC3も取ってる奴を探したところ、
見つかったのが今回の
SK lubricants の、「ZIC X9 LS 5W-30」なるものだったと。
(細かく言うと、一口にAPI SN 5W-30と言っても、40℃の動粘度と100℃の動粘度それぞれに銘柄別に幅が結構あったりもしますが、こいつはたまたま今使っているMobil1と割と近かったというおまけつき。多分、普段使いではそれほど差は感じない・・・筈。)
ちなみに、他にも、API SN 5W-30でかつACEAのC3を取っているオイルには、
Mobil1でもまた別モノの「ESP Formula」というものがあるんですが、
これがお値段4Lで1万円近くしまして、いくらなんでも高すぎる。
(VW504 00 但しVWのエンジンではこれを最長で2年または30,000kmの間、継ぎ足しのみで使わせるらしい。)
で、「ZIC X9 LS 5W-30」なんですが、
実はオート□ックスで売っているのを以前見たことがあり、
何だそれなら、ってことで、
さっそく今日替えてきた次第。
さあ、吉と出るか、凶と・・凶と出てもらっちゃ困るんですが・・・。
まずは明日の朝イチの走りだしが楽しみです。硬く感じる・・・事は無いと踏んでいますが・・・。
でも結局、
何かしっくりこず早めに替えてしまいました。
Posted by lightbluem at 18:45│Comments(0)