2020年04月11日
ミッションオイルの交換
最近どうにもジムニーのギアの入りが悪く、
1速やバックだけでなく、4速もすんなり入らないとか、
ググると似たような症状、結構沢山出てきて、
中にはクラッチの切れが悪いのが原因で、クラッチオーバーホールして綺麗に掃除したら治った、なんて書いてあるものもあったんですが、
確かにクラッチワイヤの調整をしてみると気休め程度に調子が良くなることも
一方で、
去年の車検の時に、ミッションオイルの交換もして貰っていて、ひょっとするとそれが相性悪くていい感じではないって事なんじゃないか、とも思い、
ネット通販で、純正のMTFと、ThreeBondのシール剤を仕入れて、自分で交換してみました。
・・「してみました」とか言ってますが、この車で自分で交換したのは、5年前に車庫でオイルぶちまけて後の処理が大変だったこの時に引き続き、2回目です。
Stay Home! ヒトとの接触を絶て
な世の中でもあり、いい時間つぶしになったんで、以下、ちょっと詳しく・・・
(車は、JB23の9型です。)
まずは、車の下に潜るとですね、
(写真右側が、車の前方)
MTがあるんですが、赤丸の所が、ドレンボルトで、
フィラーボルトは、
助手席側の側面 写真の指先のあたりにあります。
隙間、結構狭いです。
本来は10mmの4角のソケットで緩めるボルトなんですが、ソケット付けるとラチェットハンドルがこの隙間に入らないとの噂もあり、9.5mmのラチェットそのまま突っ込んで緩めましょう。(一応、舐めないように注意。シール剤が使ってあるので結構硬いです。)
ドレンより先にフィラーボルトから外します(お約束)。
で、ドレンボルトを外します。固い範囲だけラチェットで緩めたら、あとは指で、ボルトをMT側に押し付けながら回して緩め、どっかでエイ!って一思いに引いて外すと、硫黄臭い廃油をあちこちに被らないで済みます(多分)。
一年弱。数千キロ。それでこのカスの具合。どうなんでしょうか。こんなもんなのかな。
ツー・・・... って、
結構長い間、滴ってます。
適当な所で見切りをつけて、
ドレンボルトのねじ山部分に、シール剤を塗りつけて、締めます。
力加減が良くわからんですが・・・ボルトも多少テーパーになっているのか、絞めていくとそれなりに抵抗を感じるようにはなります。相手側がアルミっぽいので、あんまり絞めて割ったりすると怖いので、長年のカンを駆使して適切に・・・。
まぁ、シール剤も使ってるわけですし。
(締める時のシール剤はまだ固まっていなくて柔らかいので、緩めた時の力加減まで締めてしまうとやり過ぎに?)
絞め終ったら、
灯油ポンプの出番です。
予め、吸い側の管は、オイル缶の底に届く程度の長さに、
さらに、吐き出し側の管も、先端の蛇腹になっていない部分を短く(3センチ位?残して)
切っておきます。
何故か?
まず、吸い側を短くするのは、
あんまり長いと、車の腹に当たってシュポシュポできなくなるから。
吐き出し側は、前出の通り
切っとかないと狭くて入らないから、です。
(先端を全部切ってしまい、蛇腹のホースだけにしてしまうと、フィラーの径にピッタリ合い過ぎてしまい、この、5年前の時と同じ目に遭います。)
ウマい事行くと、
吐き出し側は手放しでも外れず、片手だけでシュッポシュッポやっていればスムーズにMTFが供給できます。
容量、1.5L前後だったかな?このオイル缶で半分位です。
満タン近くなったら、ゆっくり目にシュポシュポやっていると、フィラーからあふれたオイルがツーっとタレてきます。そしたらポンプの管をフィラーから抜きましょう。
(何故だか、そこから更にターって感じで、しばらくの間垂れてきましたが。)
頃合い診て、
フィラーボルトを締めることもお忘れなく。
あ、シール剤もボルトのねじ山にちゃんと塗りましょう。
一応、古いシールは出来るだけ取って、かな。
締めるにあたり、力加減が良く分からず、色々考えた挙句に経験とカンで何とかしたのは、ドレンの時と同じです。
灯油ポンプは廃油と一緒にお役御免。
ちなみに、段ボール箱は、オイルとシール剤が送られてきたときの梱包箱。
そこに、2重のごみ袋を入れ、その中に、BOXティッシュをひと箱分入れています(一枚ずつ引き出してクシャっと握って・・を150枚とか200枚とか)。
これで普通のごみと一緒に捨ててしまえます。廃油箱を買ってくるよりお手軽です。(各自治体の指示には従ってください...)
ミッションオイル、デフオイルの交換時、よく灯油ポンプじゃ固くてしんどい、なんて書いてある記事がありますが、
同じ方法で#90位の固さのデフオイルまでなら何度か変えたことがありますが、全然問題ないですよ。せいぜい、片手じゃなくて両手でシュポシュポやる程度で。
灯油ポンプ、何がいいって、安いので一回使ってポイが出来るんですよね。
以前、安物(といっても2~3,000円)のポンプを買って使っていた時もあるんですが、使い終わって片付けるのに、オイルベタベタ、しかも硫黄臭い、そんなものを物置とかに置いておくのって、結構ツラいものがありますよ。なので以来、こうしています。(久しぶりにやりましたが。)
しかもこの純正MTFって、特別柔らかそうだし。75W-80ですからね。ラクチンでした。
で、乗った感想。
随分と軽くなりました。無駄なシフトするわするわ。
引っかかりが無いわけではないけど、これ位ではないと嫌だわ、ってそんな感じです。
一年近く、無理やり力ずくでブっ込んだり雑な扱いも無かった訳じゃない筈で、大分痛めつけてもいるでしょうし。
スズキの軽トラ系というかタテ置きのMTには、この純正MTF使わないと駄目なのかも?
あと一つ、前回車検時のMTF交換以降?冷えた時に、エンジン回転数にリンクしたヒューンっていう音が出るようになったんですが、今日の乗り出しではその音は消えず。一通り新油が回ったところなので、次の乗り出しでそこはどうなるか?です。
走行距離 55,900キロくらい
1速やバックだけでなく、4速もすんなり入らないとか、
ググると似たような症状、結構沢山出てきて、
中にはクラッチの切れが悪いのが原因で、クラッチオーバーホールして綺麗に掃除したら治った、なんて書いてあるものもあったんですが、
確かにクラッチワイヤの調整をしてみると気休め程度に調子が良くなることも
一方で、
去年の車検の時に、ミッションオイルの交換もして貰っていて、ひょっとするとそれが相性悪くていい感じではないって事なんじゃないか、とも思い、
ネット通販で、純正のMTFと、ThreeBondのシール剤を仕入れて、自分で交換してみました。
・・「してみました」とか言ってますが、この車で自分で交換したのは、5年前に車庫でオイルぶちまけて後の処理が大変だったこの時に引き続き、2回目です。
Stay Home! ヒトとの接触を絶て
な世の中でもあり、いい時間つぶしになったんで、以下、ちょっと詳しく・・・
(車は、JB23の9型です。)
まずは、車の下に潜るとですね、
(写真右側が、車の前方)
MTがあるんですが、赤丸の所が、ドレンボルトで、
フィラーボルトは、
助手席側の側面 写真の指先のあたりにあります。
隙間、結構狭いです。
本来は10mmの4角のソケットで緩めるボルトなんですが、ソケット付けるとラチェットハンドルがこの隙間に入らないとの噂もあり、9.5mmのラチェットそのまま突っ込んで緩めましょう。(一応、舐めないように注意。シール剤が使ってあるので結構硬いです。)
ドレンより先にフィラーボルトから外します(お約束)。
で、ドレンボルトを外します。固い範囲だけラチェットで緩めたら、あとは指で、ボルトをMT側に押し付けながら回して緩め、どっかでエイ!って一思いに引いて外すと、硫黄臭い廃油をあちこちに被らないで済みます(多分)。
一年弱。数千キロ。それでこのカスの具合。どうなんでしょうか。こんなもんなのかな。
ツー・・・... って、
結構長い間、滴ってます。
適当な所で見切りをつけて、
ドレンボルトのねじ山部分に、シール剤を塗りつけて、締めます。
力加減が良くわからんですが・・・ボルトも多少テーパーになっているのか、絞めていくとそれなりに抵抗を感じるようにはなります。相手側がアルミっぽいので、あんまり絞めて割ったりすると怖いので、長年のカンを駆使して適切に・・・。
まぁ、シール剤も使ってるわけですし。
(締める時のシール剤はまだ固まっていなくて柔らかいので、緩めた時の力加減まで締めてしまうとやり過ぎに?)
絞め終ったら、
灯油ポンプの出番です。
予め、吸い側の管は、オイル缶の底に届く程度の長さに、
さらに、吐き出し側の管も、先端の蛇腹になっていない部分を短く(3センチ位?残して)
切っておきます。
何故か?
まず、吸い側を短くするのは、
あんまり長いと、車の腹に当たってシュポシュポできなくなるから。
吐き出し側は、前出の通り
切っとかないと狭くて入らないから、です。
(先端を全部切ってしまい、蛇腹のホースだけにしてしまうと、フィラーの径にピッタリ合い過ぎてしまい、この、5年前の時と同じ目に遭います。)
ウマい事行くと、
吐き出し側は手放しでも外れず、片手だけでシュッポシュッポやっていればスムーズにMTFが供給できます。
容量、1.5L前後だったかな?このオイル缶で半分位です。
満タン近くなったら、ゆっくり目にシュポシュポやっていると、フィラーからあふれたオイルがツーっとタレてきます。そしたらポンプの管をフィラーから抜きましょう。
(何故だか、そこから更にターって感じで、しばらくの間垂れてきましたが。)
頃合い診て、
フィラーボルトを締めることもお忘れなく。
あ、シール剤もボルトのねじ山にちゃんと塗りましょう。
一応、古いシールは出来るだけ取って、かな。
締めるにあたり、力加減が良く分からず、色々考えた挙句に経験とカンで何とかしたのは、ドレンの時と同じです。
灯油ポンプは廃油と一緒にお役御免。
ちなみに、段ボール箱は、オイルとシール剤が送られてきたときの梱包箱。
そこに、2重のごみ袋を入れ、その中に、BOXティッシュをひと箱分入れています(一枚ずつ引き出してクシャっと握って・・を150枚とか200枚とか)。
これで普通のごみと一緒に捨ててしまえます。廃油箱を買ってくるよりお手軽です。(各自治体の指示には従ってください...)
ミッションオイル、デフオイルの交換時、よく灯油ポンプじゃ固くてしんどい、なんて書いてある記事がありますが、
同じ方法で#90位の固さのデフオイルまでなら何度か変えたことがありますが、全然問題ないですよ。せいぜい、片手じゃなくて両手でシュポシュポやる程度で。
灯油ポンプ、何がいいって、安いので一回使ってポイが出来るんですよね。
以前、安物(といっても2~3,000円)のポンプを買って使っていた時もあるんですが、使い終わって片付けるのに、オイルベタベタ、しかも硫黄臭い、そんなものを物置とかに置いておくのって、結構ツラいものがありますよ。なので以来、こうしています。(久しぶりにやりましたが。)
しかもこの純正MTFって、特別柔らかそうだし。75W-80ですからね。ラクチンでした。
で、乗った感想。
随分と軽くなりました。無駄なシフトするわするわ。
引っかかりが無いわけではないけど、これ位ではないと嫌だわ、ってそんな感じです。
一年近く、無理やり力ずくでブっ込んだり雑な扱いも無かった訳じゃない筈で、大分痛めつけてもいるでしょうし。
スズキの軽トラ系というかタテ置きのMTには、この純正MTF使わないと駄目なのかも?
あと一つ、前回車検時のMTF交換以降?冷えた時に、エンジン回転数にリンクしたヒューンっていう音が出るようになったんですが、今日の乗り出しではその音は消えず。一通り新油が回ったところなので、次の乗り出しでそこはどうなるか?です。
走行距離 55,900キロくらい
Posted by lightbluem at 17:29│Comments(0)
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